その35、で半年たった頃の感想を書いていますが、
それから随分経って分かってきたこと、認識が変わったこともあるかと思い、
思いつくまま書いてみようと思います。
インプレとはずれるかもしれませんが…。
独白的なものです。
昨日、ふと思い立ち、走りに出た。
少しだけ走るつもりが200km弱走ってしまった。
つまり、Zは良くなっている。
前はC1を一周もすれば「もういいや、疲れた」となっていたのが、
今は「いつまでも走っていたい、次はどこへ行こう」へ変わっている。
それは足回りの交換が大きかった、完全に死んだ純正から車高調へ。
街乗り重視のF:8kgR:6kg。
ダンパーもガチガチではなく、かなりバネに委ね、最低限の減衰。
それがいつも走るコースにはあっている。
乗り心地と挙動の安定、静粛性の大幅な改善。
荒れた路面、大きな継ぎ目、それらをいなして走る。
攻めるわけではなく、かといって遅いわけでもない。
そんなスピード域で走れるようになったのはやはりタイヤ交換。
絶大なグリップ感、静粛性、乗り心地。
F/Rのグリップバランスも大事、前だけグリップしてたら怖くて踏めない。
やはりリア。駆動輪のグリップが大きいことが安心感につながった。
エンジンは3000から5000の間の中回転域をパーシャルで。
あんまり踏んでもミッションで待たされるのであくまでゆったりと。
最近はそんな乗り方で安定してきた。
もちろん、速くはない、でも遅くもない。
NAでダッシュ力は無い、代わりにフラットなパワー感とアクセル開度にエンジンがついてくるフィーリング。
軽量フライホイールが効いて、よりリニアになった。
直線では置いて行かれるけど…という感じ。
ただし、大きい図体で無理はできないからそこそこで。
ちょっと速めのゆったりとしたクルーズ、それが今のZに合ってる走り方なのかと思う。
Ver.Sのスポーツシートは正直ホールドが良い訳でも乗り心地が良い訳でも無い。
正直、あんまり良くはない。
しかし、ダイレクト感はあるので、挙動は分かりやすい。
Ver.Sは多分防音材が殆ど無いので300ZXに比べてうるさい。
色んな音がする…。が、それもまた味かな、と。
多分、今よりインフォメーションが少なくなったら物足りなく感じてしまうだろう…。
純正マフラーなのにエンジン音は十分に聞こえるし。
エアコンはよく効く。夜なら。
コンプレッサーには気を使うけど、コンデンサは新品だし。
なんでこんなことを書くかといえば。
今、Zは一段落している。
タイベルもクラッチも換えた。
オイル漏れも殆ど無いしラジエーター、アッパーロアホースも新品。
これからどうするのか。
それに迷っている。
どんなポリシーでZに乗るのか。
もう一度考えて、ブレないで乗って行きたい。
そんな感じです。