ついに最大の懸念事項だったタイミングベルトを交換しました。
タイミングベルト、とは…。
名前の通り、タイミングを取ってるベルト。
詳しいことは端折って説明すると。
現在、一般的に使用されているDOHC(ダブルオーバーヘッドカムシャフト)エンジン…では、名前の通りカムが2本あってクランクシャフトと同期して動くことで、
吸気バルブを開いて吸気
↓
両方のバルブを閉じて爆発
↓
排気バルブを開いて排気
↓
排気閉じて吸気を開く
という動きを実現しています。
大体の車はチェーンとギヤでクランクシャフトと2本のカムを連動させていますが…。
Zではゴムのベルトでこれを行なっています。
素材がゴム→劣化するので定期交換部品になっていて、10万キロまでの交換が推奨されています。
が、10万キロに達する前に切れるケースもあり、切れてしまえばエンジンに重大なダメージが及ぶので、8万キロ過ぎたあたりで交換というのがベターなようです。
で、長い前置きは置いておいて。
こんな感じでかなりバラさないと交換ができません。
というわけで、ついでに出来るものを交換してしまうというのが定番になっていて。
ウォーターポンプ
オートテンショナー
ベアリング
ウォーターホース
etc
を同時に交換しました。
さらに…ここまでやればあれこれ悪いところも見つかるわけで…。
私のZの場合
1,ラジエーターファンの劣化。
ヒビが入っていて回転中にバラける危険性有り、オーバーヒート+他の部品へのダメージの危険。
→交換しました。
2.テンションロッド劣化。
中に入っているオイルがダダ漏れ…。事故時の負担もあったのか右がアウト。
→片方だけ、というのも難なので両方交換。
→お店に向かう高速でハンドルが激しくぶれていたのはこれのせいらしい…。
3.タイミングベルトカバー
ある年式にだけ採用された難ありパーツが付いていた…
→他の年式用のモノに交換。
4.ラジエーターロアホース
アッパーはエアコン修理時に交換したので予防の意味で。
なんてことをやりました。
中身なので見た目にはあんまり変わらないですね…。
ファンが綺麗…カバーを止めてるボルトが綺麗…。とか、外見上はそんな感じです。
動作も…もちろん問題なく、かといって特に変化はないですね…。
安心して回せるようになって精神的に気楽なくらいでしょうか…。
価格的にはあれこれ合わせて20万ポッキリくらいです。
大出費になりましたが…これでまた一つ安心して乗れるようになったのでOKなのです。
追記(2019/3/25):
約20万円くらいでした