友人のCB1300SB’07にホンダ純正グリップヒーターを取り付けました。
カウルは外さなくてもタンクの上げ方(つっかえ車載ドライバーとポイント)とリア周りの外し方だけ分かれば全く難しいことはありません。
グリップ交換したこともあればなおさらです。
取り付け説明書も純正らしく面倒ですが図解で分かりやすく、また取り付けに必要なタイラップ等ショートパーツも全て入っているので年式で多少仕様が違っても少しの工夫でクリアー可能です。
全てスムーズにいけば全てコミコミ手伝い要員アリで2-3時間で終わるでしょう。
が
しかし、しかし、我々はそうスムーズにと行かなかったのです。
引っかかったポイントは↓
右側、スロットルですね。
今回はスロットルごと取り替えたのでグリップは無理して抜かなくて大丈夫でした
(試行錯誤の中で我々は取り外してしまいましたが、本来は不要な作業です)
スロットルを取り外すためにはスロットルワイヤーのタイコをスロットルから外さなければなりませんが、CBの場合ワイヤーが行きと帰りで連携して動くので知恵の輪です。
そこでまずワイヤーを可能な限り緩めます。スロットル側、ハンドル側の両方で緩めましょう。
で、スロットルのカバーを下のネジ2本外して開けます。
これでタイコがスロットルから外れれば問題なくそのまま作業を続行してください。
参考にしたカスタム雑誌では「緩めて外します」とあっさり書いてあるのであっさり外れるのかと思いきや…。
これが全然外れない…あんま無理してワイヤー傷つけてもしょうがないし…と悪戦苦闘すること2時間…。
結論:緩めてダメならハンドル外し。
実は、バイク屋に聞いてたんです、コレ。
いやしかし、緩めた時点でなんか惜しいので頑張っちゃうと我々のように時間を無駄にします…
素直にハンドル外してハンドルからスロットルを抜き取ってしまいましょう。抜く前にハンドルの角度やスロットル等目印をつけるとベター。
(元のスロットルがどうなっても良いのであればやはり破壊が一番早いと思われます…)
ハンドルを外すにはハンドル本体を抑えているM8キャップボルトを4本外します。カバーがついている場合綺麗に剥がすのは難しいですが細い-ドライバーなどで少しずつ周りから剥がせば取れます。
で、ブレーキレバーも取っちゃって(M8ボルトx2)ブレーキホースのクランプを外して、外したハンドルを出来るだけ左側に寄せればスロットルがスルッと抜けます。
そしたら後は知恵の輪ですが…スロットルをワイヤーを抜く切れ目の方向に回転すれば…あっさり抜けます。
後は外したモノを戻しましょう。
珍しくHowto的に書いてありますが…試行錯誤すると本当に大変(我々は全行程2人で4時間以上かかっています)なので…
同じ事をする誰かのためにちょっと丁寧に書いてみました…。
非常に参考になりました。
ありがとうございます。