平成最後の日~令和最初の日にかけては試乗会をさせてもらっていました。
今回試乗させていただいたZ32は3型のNA MT(9万キロ)、まだバージョンSが設定される前の車なので当然300ZXということになります。ほぼド純正といった趣の車両です。
マイナーチェンジの期が異なりますが仕様としてはその124で試乗させていただいた車両のMT版ですね。
この記事では「NAATどうなのよ」「ZX純正パワーシートはいいぞ!」という感じのことを書いてますのでもし良ければどうぞ。(いつもどおり私の備忘録ですが
恐らくフルノーマル車両かつまだ現オーナーさんの元に届いてからあまり手が入っていない、ということで、ヤレ感も含めてある意味ピュアな状態な車両ということになります。
事前に気になるポイントは考えておいたのでポイントごとに書いていこうと思います。
・前期NAのブレーキってそんなに効かないの?
前期のNAはアルミキャリパーでかつローターが薄いという特徴があり、気になっていた部分でした。
結論から言うと絶対的にそんなに効かないわけじゃないけどまぁ効かない。
(どっちなんだ。
というのは、現代車から比べればまぁ全然効かないです。タッチも変だし。
ただ、30年前基準で言えば普通かな?と。
私の車は鉄キャリパー+ABS無しなのですが絶対的な効きという意味ではそれよりは弱いかな?という感じです。
踏んで効かせると思ってれば良いのですがシートが柔らかいので踏力が吸われちゃってる気配もあります。
また、ABS特有の感覚があって、
バン!と踏んでも減速Gはあまり急には立ち上がらず
踏んでいくとどこまでも踏めてしまって、
リリースするときも足についてこない感があります。
効かない感は凄く強いですね。
まぁ実際現代の基準に照らし合わせれば全然効いてないのですが。
(ABS付きは勝手に思ってるだけで、もしABS無しだったら全然効いてないですね笑
一応レスオプション可能だったはずなので)
・純正足の乗り味
→その124の印象と変わらないですね。あまり細かいインフォメーションが無くてシートも相まって快適、みたいな感じです。
ただ、スタッドレス装着だったので(Goodyear ICE NAVI 6 205/55R16)アンジュレーションの吸収は異常なほど良い代わりにグリップが低くて逆に凄くバランスがよく感じました、もしかしたら当時タイヤと同等くらいのグリップなのかも…?
※どうやら計算上は215/50,55より205/55の方が計算上純正外径に近づく模様
・純正フライホイールのトルク感
→久しぶりに乗ると本当にエンスト知らずで快適ですねー。
だけど、ちょっとフケも回転落ちも重い感じ。
まぁ、純正ならこうだよね、という感じでした。
あとやっぱりアイドリングの音が低い音がしますね、回転系を変えると音が変わるのを再確認。
(単純に排気音ではなくて車の周りに出ている音。
・ZXでマニュアルのフィール
シートが柔らかいからどうかなー?と思っていたのですがペダルのアシストスプリングが元気だからか凄く軽くてシートは気になりませんでした。
・純正ハロゲン+純正フォグ
雨の中でした点いてるかどうか分からないというか…明るめのポジションライトくらいの感じですね…。
という感じでやはり300ZXは高級車感があっていいですねー。
以下は乗ってみて気がついた(気がついてしまった)ポイント
見たくないかもしれないので白文字にしておきます…。
・ふごふご
→多分一般的に息つき、と言われる現象なのでしょうか。
一定アクセル開度なのにエンジンの吹けが引っかかるような感じがあり、
引っかかったあとスグに補正が入って吹けるので後ろからシートを「ガッ」と揺らされるような、そんな感覚…。
回転数域は関係なく発生…。
負荷をかける感じで踏んでいくと何故か発生しない。空燃比補正が入る領域で発生???
・頭の上のやつがからから
定番の室内温度センサーのファンですね。
私のはマニュアルエアコンなのでそもそもついてなくて、初めて現象を確認しました。
・Tバーからの雨漏り(定番箇所
軽症
・サイドブレーキレバーのステッチが違う
どうでもいい部分なのですが、多分自分のとサイドブレーキレバーのステッチの入り方が違ったような…。