ULTRASONE Pyco レビュー

イヤホンはDENONの5千円以上一万円以下レンジを10年位使い続けてきたのですが、
傷んできたので買い換えようと家電量販店に行ったら在庫切れしていて、
在庫処分セールの棚にあったULTRASONE Pycoを7千円で買ってきました。

ULTRASONEは興味があったものの中々手を出す機会が無く、
いい機会なのでチャレンジしてみました。
(イヤホンで手を出したと言えるのかは微妙ですが笑

帰ってきて調べると(それくらいノリで買った)どうやら本来は2万円クラスの高級品のよう。
というわけでケーブル長は1.2mで束ねるようのマジックテープがケーブルに付いてるのが気が利いてますね。ケーブルは割と細めかな…。

(家ではオーストリア製時代のK702をプリメイン(80年代の代物)につないで使ってます。
多分どちらもへたってるような…。
そんな感じでオーディオファイル的な感じではないので…軽く読み流してください、
いつもどおり備忘録的な要素が大きいので)

・ファーストインプレッション
「うわ…やった…なんじゃこりゃ…」
低音も高音も出ないし…クリア感も無いんですけど…。。。
→エージングって言葉を忘れてました。(おいおい
聞いていくうちにどんどん変わっていきます、どこで落ち着くのか…楽しみですね。

・2時間経過
「リスニングオールラウンダー…?」
聴き込むにつれて段々とキャラクター的な部分が出てきました。
まず、特徴的なのはスピード感のある低域ですね。
量感もありつつ制動の効いた低域が印象的です。

そして、ボーカルが前に出てくる特性。
所謂ドンシャリで高音がバシバシ来るではなく、
むしろハイ落ち?位の印象なのですが様々なジャンルで
分かりやすくボーカル(中音域)が前に出てきて、
リズム隊は前述の通り締まっているので聴きやすい印象です。
高音域は無くなってるわけじゃなく「まだ出ない」という印象ですね。
成長が楽しみです。

・4時間経過
「あれ…こんなんだったっけ」
低音は締まりすぎていたようで聞くにつれて少し柔らかい印象になりましたが、
それ以上に中高音域が一気に鳴るように…

中高音の綺麗さは今まで体験したことの無いような、中域からの繋がりが良い…?
音の分離感はあまり強くないですがリスニング系としてはこれくらいにしておいたほうがむしろ良いか…?くらいの感じですね。
中高音がワイワイ鳴るようになりましたがボーカルは相変わらず近いですねー

・約1ヶ月
「hmhm」
通勤でほぼ毎日使ってますが安定して来た気がしますので追記。
根本的にはやはり中高音重視ですね。
Complyが付属しますが遮音性が高すぎて歩きながら使うのは危ないかも…。
シリコンのものが付属しますので主にこちらを使っています。
ただ、こちらだと低音域の量感不足は顕著で明らかになります。
鳴ってないわけでも無いし締まったキレイな低音なんですが単純に量が足りない…という感じです。
そんなわけで明らかに中高音重視ですがシャリシャリは来ません…。
あくまでキレイにボーカルから不快感なく上につながって聞こえる、という感じでしょうか。

低音好きとしてはちょっと物足りなかったりしますが、
これはこれで個人的に新しい方向性で、聞いてて気持ちいいことには間違いないのでしばらく使い続けてみようと思います。

・2ヶ月
「安定感」
エージングに時間がかかるのか、慣れてきたのか低音の量感不足は気にならなくなり、
スピード感ある低音と聴き疲れしない気持ちのいい高音の組み合わせに満足しています。
スマートフォンだと少しパワーが足りない感じもありますが、
音漏れの都合もあるのでまぁそこは良いかな、という感じです。

家のアンプに繋いで使うと周囲の音が静かなこともあり本来の情報量の多さを垣間見ることが出来ますが、いい意味でリスニング方向に振ってあるのであまり意識すること無く快適に聴くことができます。

というか、価格帯がそもそも上なので当たり前なのですが…

・6ヶ月

断線しました\(^o^)/
毎日移動中使っていたらコネクタ付近のケーブルが断線したみたいです。
ちょっとデリケートみたいですね…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

計算式を完成させてください。 **認証** Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください