白Zは1995年製ですので2025年で30年目を迎えることになります。
車の30歳は人間で言うと何歳なんでしょうか?なかなかの年齢になると思いますので寄る年波には逆らえず、あちこち故障しては直しということを繰り返し2周目のメンテをしているタイベルなんて部分も出てきています。
機関系はそもそも動く機械なので定期的なメンテナンスは必要ですが、30年ともなると動かない部分も積もり積もったダメージで劣化しています。
ということで前置きが長いですが、白Zのボンネットを塗装しました。
というのも、以前から飛び石でチップした部分を無理やりタッチアップで止めてたり、さらにチップが増加傾向にあったりと、いつクリアがバリバリとめくれるかな?という状態を誤魔化し誤魔化しで来ていました。
とはいえボディ色もあってカメラで分かるほどでは正直無いのですが…分かりやすいように無理やり強調してみるとこんな感じです。
チップした部分から空気が入って浮いてたり、クリアが取れちゃったり、素人補修が劣化してたり…正直言って肉眼で見るとちょっと残念な感じです。
ここから一気に広い面積でクリアが剥がれてしまう可能性もあり、そろそろ限界だなぁと思っていました。
バンパーも含めて結構広範囲を塗ることになるかな?と思っていましたが、「盆栽じゃなくて乗り回すならバンパーはどのみち飛び石を食らうからもう少し待っても良いのでは?」とアドバイス頂きましたので今回はボンネット単品を剥離→塗装でしっかりと塗っていただきました。
白Zは色んな所を色んな板金屋さんで塗ってもらってるので色はバラバラになってます。本当はどこかでオールペンするのが良いのでしょうけど、元々Z32はバンパーがウレタン、ガーニッシュが樹脂、ボンネットがアルミ、フェンダーが鉄、と素材もバラバラなので経年で色がズレてくるのはある程度仕方ないかなと思いますし、私がそんなに細かくないので…ぱっと見綺麗なら良いかなと。
そんなわけで作業中に頂いた画像を。
塗装…約30年間お疲れさまでした。
3コートパールなので塗装は多行程が必要、さらにアルミなので腐食が早く素地ではあまり長時間放置できない等気を遣うとのことでした。
凹みも直していただきました。
ということで、とても綺麗になりました。
実は塗装作業中に新事実が明らかになりもう少しやりたい部分が出てきましたので、今年の白Zの目標は塗装の補修にしたいと思います。
ODOメーター:48500km
総走行距離:184500km位
(交換前メーター最終表示:13万6千km)
Z32…その200、30年目の化粧直し。-ボンネット塗装-
