最近、妙に燃費が悪く始動時やたら燃料ポンプがフルで回るしちょっとガソリン臭い…
何かがおかしいと思いながらも走っているうちは何ら問題ないのでぼちぼち乗っていたのですが。
ある日帰ってきてエンジンを切ってボンネットを開けて冷却ついでにエンジンルームを眺めていると…発見したのです。
ぱっくり、いってます。
これで最近の症状には納得がいきました…。
というのも、このぱっくりしたホースはバキュームホースで繋がっている先はフューエルレギュレーター…つまり、燃料を調整するパーツです。
レギュレーターはインマニ圧力に応じて燃料を増減するパーツです。
NAの場合は負圧領域だけになりますが。
で、このホースが切れてるとレギュレーターから見たとき負圧は0。
つまりアクセル全開と同じ量の燃料を吐きます。
ま、といってもコンピューターの補正があるので、インジェクター側で調整される事になりますが…
この時代の車の場合そこまでコンピューターによる補正は強くないのでかなり濃いめで吹いてたんだと思われます…。
で、バキュームホースを交換します。普通に売ってる4φのバキュームホースを適当に切って差し替えれば終わりです。
が、ホースはもう硬化してどうにもならないのでカッターで開いて取り外します…。
で、ついでにバキュームホースは交換しておきます…見える位置で3カ所しかないんですが。
エンジンかけ直したらかからなくて焦りましたが…良く考えれば燃料の噴射量がかなり変わっているのであたりまえですね…。
バッテリー外してリセットすればいいんですが…面倒なのでアクセル煽って始動しました…。
ちなみに、ホースはただのゴムにしておきました。
シリコンだとエンジンルームで浮くのと、いつでも交換できる位置で箇所も少ないので。
Z32の場合はNAでEGR,EAI廃止後のモデルは非常に簡単で箇所も少ない訳ですが。
ターボ車やEGR,EAI装着車はバキューム配管が厄介です…。
それを見越して高年式の車体を買ったんですけどね。