Z32…その13、自分にとってのZ32とは?。

自分にとってのZ32とは…。

車屋さんも言っていたけれどZ32に乗る人の多くは40代↑で、20代というのはかなり稀なのかもしれない。
新車当時は400万円クラスの車で到底若者には手の届かない、かつ、あまり需要のない車だったと思う。

Z32は同時代のR32,S13に比べればスポーツという意味では劣る。
高価格重量級FR,1.5tオーバーのボディに280PSのエンジン,剛性の無いボディ(剛性が無いのは同時代の車共通だが…)
パワーをATTESAで無駄なく使うR32、軽量低価格で整備の容易なS13に比べれば、リアルスポーツ、積極的に車orドライバーの極限領域で走る車だとは言い難い。

では、Z32が他車に劣らない点とはなんだろうか。

それは懐の深さでは無いかと考える。

街を走っても、高速で遠出しても、ホテルに着けても、テーマパークに行っても、どこでもあまり不満無く、走り、存在することが出来る。数値的な勝ち負けとは別次元の存在感の濃さ。
そしてどんな世代にも通用する「フェアレディZ」という名前を背負うという業。

性能では一線級でもそれが全てではなく、それすらZという存在の一面に過ぎないということを世界に示した、懐の深い、大きな存在、それがZ32の存在意義ではないだろうか。

5ナンバー枠から脱すると同時に世界へもう一度フェアレディZの名を印象づけるべくあらゆる部分を高め、バランスとしての高性能、高価値を実現した車、それがZ32なんだと考える。

そして大きな車に乗る自分もやはり常に懐は深くなければならないのだと思う。
普段は静かに大人しくジェントルながら、必要とあらば速くも走る、走れる。
そんな運転者でありたいと、常々車に思わされる。

そんな大きな重たい車なんだと、思う。

2 responses

  1. 1. はじめまして^^
    はじめまして、大分でZ32に乗ってる者です。私は22歳ですが、確かに周りで32に乗ってる人は40代ばかりですね(笑)
    小学生の頃に見た32Zが忘れられず、ハタチで買いましたが、デビューから20年以上経った今でもZ32のデザイン、スタイルは完璧だと思います。
    http://ameblo.jp/kamiura-base/

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