久々のつぶやききれない話、です。
機会がありましてGA70スープラに乗らせていただきましたので感想と感触が薄れる前に記事にしておこうかと。
とはいえ、Z32以外の車種はまっっったくといっていいほど知識が無いので、あまり能書きめいたことは少な目にしておこうと思います。あんまり調子に乗ると70スープラ警察がやってきて連行されてしまうので…。
・どんな個体なのか。
とはいえ、そもそも話のベースにある車の話はしないと、ちょっとブログとしてどうなのという感じもしますので、少しだけ。
車体はGA70のエアロトップ、別途MA70のエアロトップも持っている方の車両です。
グレードで言えばGT エアロトップ、になるんでしょうか。
エンジンは記憶が正しければ1G-GEU、2L直6ツインカム、トヨタがLASRE日産がPLASMAと言って張り合っていた80年代のエンジンですね(日産だとRBが同期でライバル関係だったはず。
伺った限りだと車高調にタワーバー、ホイールはこだわりのノースペーサー、タイヤは引っ張りでかなりカッコよく収まっています。
エキマニマフラーは素敵な社外品に変わっていて快音が響いていました。
・座ってみて。
チャームポイントでもあるリトラクタブルヘッドライト、ほとんど乗ったことが無いのですが、音も振動も無くパカッと開くのが妙なかわいさがありますね。
そしてボンネット端がはっきりと見えることに感動。
初めて座っても全く不安感が無い車ですね。ウィンドウのグラスエリアも広く死角がある感じは全然しません。死角だらけで全然周りが見えないZ32とは大違い…。
シートはかなりラグジー。ふかふかで80年代トヨタ感を感じます。マニュアルダイヤル式だったのが意外でした。
・走り出して
結構車高も低くて覚悟してたんですが、予想外に快適でした。私のZの方がよっぽど乗り味は固い気がします。
やはりラグジーな椅子が効いているのか…。
ATも変なショックはなかったですね(オーナー曰く滑り気味とのことでしたが…。
走り出してすぐ思ったのはノーズの長さ。
自分から遠くで前輪が動く感じが凄く強く、これがキャビンが後ろ寄りの古典的FRなんだろうか…???などと思いつつ、さらに運転を進めていく中で低級音が余り気にならないことも驚きでした。マフラーの快音に隠れていたのかもしれませんが笑
あ、マフラーサウンドは最高です、最高。
ブレーキは事前に伺っていた通り1POTなりの効きでしたがオーナーの整備が行き届いており整備不良という感は無く、ちゃんと踏力には反応してリニアに効くので不安感は無かったです。
(まぁ、最近紺で感覚がおかしくなっているかもですが。
ボディはちょっとよれる感もありつつ、タワーバーが効いて走り自体はシャキッとしていた気がします。タイヤが細くなっているのも、もしかしたらバランス的にはちょうどいいのかも…。
オーナーのセッティングが絶妙で全く不安感違和感なく気持ちよく乗れる足回りでした。
後ボディは運転すると見た目以上に細いです。
車両感覚簡単につかめるし死角もないし安全ですね。
パワー感はZ32のNAよりアンダーパワーな感じですね。
車重がほぼ同じでNAの2Lなので当然なんですが…。
困らない位のパワー感、という感じでしょうか。ハイスピードクルーズ、という感じではないですね。
・総評
一番衝撃だったのは実はドライバーのポジションです。
凄く後ろ寄りというか、むしろそれが普通のスポーツFRだったところをZ32はキャビンフォワードのフロントミッドシップ配置でブレイクスルーに行った、という歴史の話ではあるのですが。
鼻先が長くてとにかくびっくりしました。
また、車の性格として時代柄もあるのでしょうがZ32よりもっとGTだなー、とも思いました。(キャッチコピーから推して知るべし
運転しやすく乗り心地が良くキャビンも広く、不快になる点が無いトヨタ的なDNA?なんでしょうか。オーナーのモディファイもエッセンスとしてピリッと効いていて、下がってるけど不快じゃない走れる足、気持ちいいオーディオ、快音マフラー。
感動がある気持ちいい車でした。
運転の機会を頂きありがとうございました。