TESLA MODEL S(HW2?)試乗記

デュアルモーター+エアサス装備、カメラ+コンピュータがアップデートされたより新しいTESLA MODEL Sの助手席に乗らせていただく機会がありましたので、雑感、という感じで簡単ですが文字に残しておこうと思います。

車としてのベーシックな部分は以前記事にしたMODEL Sと変わりません。

・エアサス
以前乗らせていただいた車両はオーナーさんの趣向によりコイルサスでしたが、今回乗らせていただいた車両はエアサス装備でした。
エアサスと聞いて期待感を膨らませて乗ってしまうと拍子抜けというか「あれ?そんなに違うかな?」という感じなのですが、乗れば乗るほどに違いを感じるスルメ的な要素でした。
まず、思ったよりふわふわはしてません、当たり前ですがダンパーはコイルと同程度に減衰があるため細かい突き上げ感はあまり変わらない感じです。
なので一般道ではそれほど差は感じないかも…?
高速に乗ると「あ。これがエアサスが働いてるってこと?」という感じに地味ぃーに仕事をします。大きな車体の動きがあったときの収束が妙にスムーズで、同じような収束の仕方をします。
ユッサユッサというほどではないのですが車体の動きが抑制された結果常に動き続けるような不思議な動きをします、そのかわりに体にかかるGは完全にコイルより少ないです。
目で見る段差と車体の動きがリンクしないので少し酔いそうな感覚があるのですが、不思議と慣れてくると快適で…オートパイロットと相まって「車に乗せてもらう」という意味では良いな、と。
また、車高調整もできるのでコインパーキングもなんのその。
高速走行時は空気抵抗を下げるため車高を自動で下げる機能もあるようです。

ちょっとデュアルモーターの効果かは判別がつきませんでしたが急加速時も姿勢を保つような制御が働いているような気も…?

・デュアルモーター
アクセルを踏み込むとダッシュボードの中から「ミーン」とインバーター音がして、前が引っ張る強烈な加速…。モーターが回っていくと「ミーン」より「ヒューン」という成分の方が多くなる感じ。
音のなる場所的にタービンみたいな感じですね笑
前が引っ張るのでリアのみの車両より安心感があるというか逆に言えばつまらないというか…。

・misc
エアコンに「対生物兵器モード」が搭載されています。
要は外気がHEPAフィルターを通る空気清浄機能なのですが花粉症にはかなり効きそうです。
(車内を正圧に保つのでフィルターを通ってない空気は車内に入らないという理屈だとか。

シート形状が変更されていました、小柄な私には少し肩のサポートの形が合わないかな…?という感じです。ただ、通気性はかなり良さそうでシートベンチレーションも搭載されているみたいです。
ヘッドレストが可動式になりシートサイドの十字ボタンでランバーサポートと排他制御になってました。ヘッドレスト動かせるようになったのは良いですね。合わないと事故のときに首が危ないので…。

タイヤはPrimacy3で聞き慣れたミシュランの音ですが、やっぱりPilotSportsと比べると静かですね。

>某オーナー様
今回はメンテ入庫の代車ということでしたが、
毎度毎度乗せていただいてありがとうございます。

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